どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

郵便局の行く末

今日は投票日なんですが、おいら今回は棄権。
住民票が長野県にあるので、今までは当日や事前の土日なりに帰省して投票してたんですが、さすがに卒業試験直前のこの時期に帰省するのはちょっとできませんでした。
一般人も郵便で投票ができると良いんですけどね。
現段階じゃ身体障害者などごくごく1部の方にしか認められてませんから。

家帰ってニュース見たら、自民党圧勝。ふ〜ん、そーだったんだ。

これだと郵政民営化は進むんでしょうね。

僕、郵便局はやっぱり国営であってほしいです。
生活のブラスアルファ的なものなら、民間が参入してドンドンと競争すればいいでしょう。しかし、いわゆるライフラインに関わるようなもの、こうしたものはがっちりと国営、もしくは国営に近い寡占的な民間経営にすべきでしょう。
実家が自営業で、色々な企業と取引してるのを見て、色々と注文やら要求やらされてくるのをみているせいもありますが、民間の経営、というものは結局利潤を求める経営に行き着きます。赤字を切り捨て、黒字を増やす方向に行くのは必至。
『当社では今月から30%の無駄を削減することになりましたので、御社の納入金額も30%の値下げをお願いいたします』
『支払いは振込みで行いますが、手数料等々は御社の負担にてお願いいたします(つまり1000円の品物を売っても、ウチの収入はそこから銀行の手数料を引かれた金額になる)』
とか、実際に僕んちの取引先から言われたこと。
これおかしくない?すごく変に思うよ、僕。
たいていこーゆー事を言ってくるのは大企業なんですけどね。

話を戻しましょう。
僕の地元の長野県のとある群、人口規模で言えば20万人ちょっと。ここに都市銀行、いくつあるとおもいます?
答え・・・1つ。
昔はもっとあったんです。でも、バブル崩壊のあたりからどんどん統合と撤退を繰り返して、1つだけになっちゃいました。ちなみに僕んちからこの銀行に行こうと思ったら、車で片道25分かかります。地方銀行や信用金庫は他にもありますけれど、アレだけ沢山あった都市銀行がココまで減った現実を見るとですねぇ、今何を言ったって、結局郵便局も同じ道をたどるんだろう、と思うわけです。

小泉さん、CMなんかで
『郵便局関係の20何万人かをなぜ守る?』
とかなんとか言ってましたけど、こういうものこそ国が守らなかったらどーするの?
僕はそう思っちゃいます。