小学生の頃。
学校の図書館には、興味を引くような児童小説が何冊もあって。
この「おんぼろ宇宙船」シリーズも、そうして自分が興味を持って読んでいた書籍の一つ。
先日、たまたま病院内の図書コーナーで偶然に見つけて、
「うわっ、懐かしい!」
と、おもわず借りてしまったのが、これ。
大人になって、あの本懐かしかったなぁ、と探してみるも。
ナカナカに出会えなかっただけに。
まさかこんな身近に居たとは、驚きの一言。
ブライアン・アーンショウという作家さんの書いた海外SFに分類されるとかで。
日本ではほぼ絶版状態のこれ。
ページを開いて、また懐かしいのなんの。
細かな内容はともかく。
あまりに船が古くて。
故障しまくったり。
装置が妙な異音を立てたりって言うような、枝葉のとこばかり覚えていましたが。
そうそう、こういう家族の名前だったなぁ。
そして記憶通りの「重サヲヘラ装置」がちゃんと登場して。
こういう名前つけるあたり、訳者がすごいな~って再認識。
本の虫だった幼少期を思い出した。
1冊の本の思い出でした。