どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

実感

今日は多分、僕にとって忘れられない日になると思います。

朝、いつものように挨拶して、普通に接していた受け持ちの患者さんが急変、救命措置の甲斐無く亡くなられました。
受け持ちと言っても上の先生含めて数名の班で診ていた患者さん。ですが僕が病棟に出て、班に属してからはじめて亡くなられた方。去年までのポリクリでは、救急センターなんかで搬送されてきた方の最後の場に立ち会った事はあっても、受け持ちの患者さんが亡くなる、という事態に出会うことは無く、今日が全くの初体験。御家族に説明をして、出棺の御見送りをして・・・って流れもはじめてです。

普通に接していた方が突然に亡くなる・・・
人の命のはかなさと言うか、あっけなさというか、やるせないというか・・・
どう書けばいいのかわかりませんが、自分が医者になっているって事を改めて認識したと言うか・・・

これから幾多の患者さんの死に直面するんだとは思いますが、
その最初となった今日の事は忘れられないと思います。