どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

豚インフルエンザ騒動

あまり真面目な医学の話題を書くのは好きじゃないんだけど。

大阪・神戸に端を発した新型豚インフルエンザ(H1N1)騒動。
現時点で、そんなに大騒ぎするほどの物じゃないと思います。

少なくとも、タミフルはきちんと効いている。
以前から心配されていた、鳥インフルエンザ(H5N1)に比べて、毒性は強くない。今まで流行していたフツーのインフルエンザと同じ程度。
感染してしまったら仕方ない。薬飲んで、休んで治そう。
そういう対応でいいと思う。

感染者が爆発的に増えているように報道されているけれど、これ、普通のインフルエンザでも同じように感染者は増えていったはずだよ。ただ単に、ニュースにならなかっただけで、別に今回の豚インフルエンザが特別な訳じゃない。普段のインフルエンザだって、同じようにして、感染が広まっていっているという認識を持たないとイカン。

あと怖いのは、風評や理不尽なイジメ。
『@@さんが神戸に行ったから、私はインフルエンザになった』
とか言うようなもの。

症状がなくても、感染拡散させる潜伏期がある以上、インフルエンザの自覚症状が出る前から、他の人に感染させてしまう可能性がある以上、どう頑張ったって感染が拡大するのは必至。
本気で、感染の拡大を食い止めたいなら。人権だなんだかんだ言わずに、大阪・兵庫の県境・府境を完全封鎖して、人・物の移動を完全に禁止するくらいやらなきゃ無理だよ。

今の日本でこんなことできっこないんだから、遅かれ早かれ、日本中にこのインフルエンザは広まりますよ。
そのころには、もうニュースにすらなってないんでしょうけど。

もう、国内に、ウイルスがはびこっている以上、仕方ありません。
かかりたくなかったら、自宅に籠城する準備をして、引き籠ってください。

でも、最初に言ったように、きちんと治療すれば治ってます。
必要以上に怖がることは、ない。

 
今回の騒動は、鳥インフルエンザが今後流行ったときの予行演習として、
十分な意味があったんじゃないでしょうか。
そう思えば、今の馬鹿騒ぎにも、十分な意味はあると思います。はい。