どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

六代目 三遊亭円楽 襲名披露興行

前に書いたように、新宿・末広亭での三遊亭円楽(もと楽太郎)襲名披露興行を見に行ってきました。

<img src="http://sznebg.blu.livefilestore.com/y1pIhDhHugbKhl91EJhCqnbzgOP3yWbddBvcFLhWRtLdZOMZU9714bQuEnqev7cJDg_IlCEKkrGcqI3hcG4Aw9Mqq4sNZMBdktq/DSCN0689.JPG">

普段、円楽一派は寄席に出ないので混むのは必至。
また、顔ぶれを見れば、円楽のほか、三笑亭夢之助桂米助ヨネスケ)、三遊亭鳳楽春風亭昇太三遊亭小遊三桂歌丸と有名どころ・実力者がズラッと。
これだけの番組は、そうそう無いですよ・・・
<img src="http://sznebg.blu.livefilestore.com/y1ppy-uOHeNGzFDO4ndu3m-gwilPLE3bO5kKHEcLGf4wFSOHojKKY2RcuxCZgiqEyoC_LFz82gfWGsP8kF6OZtedvjW7yAaVb7V/DSCN0690.JPG">

17時開演のところ13時半に現地着。
早すぎるかな?とも思いましたが、案の定です。僕の前にはすでに100人くらいの行列ができてました。風は強かったですが、雨じゃなかったのが幸い。本読んだり・ラジオ聞いたりして時間つぶしつつ、みっちり3時間半待って見てきました。
こんなに立ち続けたのは・・・麻酔科ん時以来ですかねぇ。足が完全に棒になりました。普段は桟敷席で見るのが好きなんですが、今日はさすがにイス席を選択しました。

モーニング娘からお祝いの花が届いていたり、日本香堂からお祝いの垂れ幕がかかっていたり、襲名披露ならではのにぎやかさ。寄席に来るのは1年ぶりくらいでしたが、ラジオ寄席やCDと違って、身振りも一緒に楽しめるから、生はいいもんですねぇ、やっぱり。
襲名披露口上は、米助が司会を務めて、円楽のほか、昇太、小遊三、鳳楽、歌丸が並ぶといった豪華メンバー。撮影禁止なのが残念なくらい・・・

円楽の噺は、今日初めて聞きました。
『ずっこけ』を演じて序盤はそれなりに面白かったですが、何もわざわざオチを下ネタ方面に誘導しなくてもいいんじゃないか・・・というのが率直な感想。決して下手とは言いませんが、その他の顔ぶれが凄いもんだから、余計に残念に思いました。

こうしてみると、やっぱり歌丸師匠は上手です。言葉の丁寧さ・しっとりした口調。ほんと“しんみり”します。
『名を継いでおしまいじゃないよ。円楽として、これからが精進です。』
円楽さんへのはなむけとして、高座から言ったんじゃないかな・・・
そう思えるあたり、かっこいいですよ、はい。