どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

超脱力させられた学会

今日・明日は学会に拉致されて、都内へお出かけ。

どうせだったら、北海道とか、九州とか、遠くだったら旅行気分も味わえてまだマシなんですが・・・
山手線の内側へちょっと行く程度・・・じゃですねぇ。

今日の学会は、主に毒劇物に関する分析を目的とした学会なので、正直内容もチンプンカンプン。
真剣に聞いても
“?????”
ってな内容ばっかりなので、ほぼ1日コックリコックリしてました。

ただ、フグ毒のテトロドトキシンだけは臨床的興味もあって、面白く聴けたんです。
“ふ〜ん”“へぇ〜”
って思える話もあって、これは是非質問してみよう!
って思ったんですが・・・

とある事情により断念しました。

だって・・・

うちの大学の他の先生が
『フグ中毒の時には、その人を砂浜に首まで埋めると毒が消えると聞きましたが、どうなんですか?』
なんて質問するんだもん。

<font size=6 color=red>アホかっ!!!</font>
お前、教授だろ!なんつぅアホな質問しとるんだ・・・
江戸時代からある、有名な迷信じゃねぇか・・・それ。
(一応、うちのボスではなく、他の教室の教授・・・とだけ言っておきます)
苦笑してる先生・・・いっぱいいました。

質問する時には、
『@@大学の##と言いますが・・・』
と名乗って質問するのが礼儀なので、もうこんなドアホな質問の後に、同じ大学の名前を名乗るのが嫌で嫌で・・・

ところがですねぇ。
これ聞かれた方の先生もイケテナイ。
『え〜っと・・・ちょっとそういう方法は知らないんですが・・・何か効果があるのかもしれませんが・・・』

<font size=6 color=red>絶対無いっ!!!</font>
つーか、あなたもフグ毒の専門家なんじゃないのっ???
これ有名な迷信なんだから・・・知っとこうよ。
(この日記書いてるときに、高校の同級生Nが偶然電話してきたので、この話を聞いてみました。が、Nはやっぱりこの迷信を知ってました。ちなみに彼は、ガチガチの文系です。)

ズッコケの2連発に、よっぽど臨床医として何か言ってやろうと思いましたけど、下手するとこんな下っ端は、学位を取る前に息の根を止められかねない事に気が付いてですねぇ・・・

質問断念(-_-メ)
オトナシクじっとしてました。

はぁ・・・