どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

豚眼の解剖

『眼科で実習する上で、ホンモノの目の構造を実地でお勉強しましょう』
という事で、今日は目の解剖を実際にやることに。

といっても、まさかホンモノの人間の目を使うわけにいかないので、
今日解剖したのは豚のお目々。
病棟から医局棟の実習室に場を移して解剖開始です。

ちなみにこの豚の目の解剖、やろうと思えば誰でも出来るようです。
今日僕らが使った豚の眼、近所の肉屋で1個100円で買ってきたそうなので。
興味のある方、肉屋さんに行って、
『@月@日に豚の眼を使いたいので、用意しておいてほしいんですが』
と言っておくと、入手出来るようですよ。

さてはて、

解剖はまず角膜を取り外す所からスタート。
摂子とハサミで取り出そうとするものの・・・切れない・・・
『豚眼解剖で使う器具は、全然切れないから、力入れすぎないように気をつけてね』
と、聞いてはいたものの、確かに全然切れない気配。
どちらかと言えば、切ると言うよりも力任せに破く、という感じで切開して、角膜を取り外してから徐々に眼の奥の方へ・・・

豚の眼は人間よりもちょっと丈夫・・・と、担当の先生の話でしたけど
丈夫さ加減は予想以上。改めて人間って意外に頑丈だなぁと実感。

んでもって水晶体。
確かに『レンズ』と言うだけあって実物はまさにレンズそのもの。
微妙に弾力性に富んでて・・・
レンズ通して向こうを見ると確かに字がおっきく見えます。
ほぇ〜。

動物使った実習自体久しぶりだったのに加えて、やっぱ現物を見るのは面白い。
ご協力頂いた豚くんに・・・合掌。