というわけで超早朝出勤となった今日、無事に検査も手術も終えたお昼過ぎ。
『じゃ、今朝は早かったし、あとコレとコレだけ済ませたら終わりにしよっか』
さすがＭ先生、分かっていらっしゃる・・・
実は今晩は大学附属の看護学校の部活勧誘会があって、山岳診療部の皆と新入生勧誘をかねて焼肉食べに行く事になっていたので、早めに終わってくれるのはまさに願ったり。
が・・・そこに
『先生！意識障害の患者さん、３次です！！』との連絡が・・・
（3次、ってのは最重症の救急、っつう意味であります）
ＣＴの結果どうやら脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血。
しかもこの患者さん、バイタルが恐ろしく不安定。
肺の状態も悪いうえに血圧が80台程度にしかならず・・・かと思うと一転160近くまで急上昇・・・
本当だったらとっとと血管造影して手術するんですが、血圧が不安定すぎてバイタルの維持がやっと。救急センターから動けないでいました。
『ちょ〜っとこういう人はなかなかいないよ・・・』と、先生達が口そろえているところに
『脳出血の患者さん、来ます！』
どへぇ・・・
ただでさえ今日は教授以下数名が学会の為に出張していてスタッフが手薄だってのに・・・
いやはや・・・重なるときは重なるもんです・・・
『りとはふぅ・・・無理だぁ・・・物理的に不可能ぅ〜・・・』
Ｍ先生も泣きっ面に蜂、っていう表情
もうてんてこ舞いであります。
こうなるとさすがに『じゃ、帰ります』なんて言える空気じゃないです。
猫の手以下ながら先生にくっついてお手伝いであります。
おかげで（ま、こういうお仕事の世界だから、こういう事は仕方ないというか当然なんですけど、他に的確な日本語が思いつきません・・・ニュアンス的には非常に残念ながら、って意味ですね）焼肉勧誘には行けず・・・
食い気がエネルギー源の僕としては『今夜はお肉食べるぞう〜』
を楽しみに今朝早くから頑張ってたんですが、ヘロヘロになって帰宅。
家でへばっていると
『どお〜終わったぁ？これから2次会でカラオケに行くけど来ない〜？看護学生の女の子いっぱい来たよ〜10人以上いるよ〜』
って同僚Ｎからお誘いが・・・
いや〜、食指動く内容ではありますが、さすがに・・・もう無理。
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残念無念・・・</font></i></b>
