どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

推進運転

おいらの実家からは、遠めにJRの線路が見えるんですが、どーやらおいらの実家地方ではこの週末、なにかのイベントでSLを運転しているらしいんですね。今日、用事があって家に電話したら、母ちゃんやばあちゃんが嬉しそうに話してきました。
懐かしいんでしょうね〜きっと。

『方向転換できないからだろうけど、帰りはSLが後ろから列車を押してたよ』
『押す・・・って、つまりバックして走ってたって事?』
『うん、そうそう。フツーに列車を引っ張って走るときの、そのまんまのかっこで逆方向に走って帰って行ったよ』

SLを見たっていう事と、そんな面白いかっこで走る姿を見たせいでしょう。
電話口の母ちゃん・ばあちゃんの声が実に元気です。

しかし・・・後ろ向きでそのまま列車を押せるんかいな???

基本的に列車って言うのは、機関車が引っ張る『牽引運転』をするから安定して走れるのであって、後ろから押すっていうのはかなり不安定。あまりスピードも出せない・・・っていう話を、以前にどっかで耳にした覚えがあったので、母ちゃんたちがその目で見たって聞いても、なんとなく『???』です。

こーゆー時にインターネットって言うのは便利ですね〜。
チョチョッと調べられて・・・

オイラの記憶に間違いがあったわけじゃないですが、実際に後ろから『押す』運転は、実際に結構やられてるみたいですね。このやり方の事を、ふつ−に引っ張って運転する『牽引運転』に対して『推進運転』っていうらしいです。
運転士が直接進行方向を見れないので、速度も時速15kmまでしか出してはいけないんだそうな。
へぇ〜・・・

と、また無駄知識が増えたりとはふ君でありました。