どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

実験日

土曜日、ってことは大学院の日です。
本来の契約上は『土曜日は大学院の開講日』ってことで、研修医はお休みの日なんですが、その実際は科によって対応さまざま。なにしろ土曜日自体、朝から病院やってますからね〜。そーなるとこちらとしても『講義を受けたい』とも強くは言えず・・・
『あ、いいよ、行っておいで』って科もあれば『はぁ?何をふざけてるの?』みたいな科もあるわけでして・・・べつにふざけてるわけじゃないんですけど・・・ね。
なので、来週から果たして土曜日がいかがなものになるのかは、請うご期待!です。

なので、

先週・今週で朝からまる1日潰れる講座を選択、固め打ちでドカッと単位時間認定しちゃおうかな、と先週に引き続き今日も1日実験です。今日は血中の薬物を測定する、ってことで血清から薬物を抽出してクロマトグラフィーにかける、っつう作業を実行。クロマトグラフィーって、受験の頃から文章上では見聞きしてましたけど、実物を目にして実行するのは初めてです。

今日はHPLCっていう液体のクロマトグラフィー。目的のモノを吸着するための粉がびっしりつまったカラムっていう管に、液体を流してやると測定してくれる、ってもの。使い古しのカラムを分解するような感じで、中がどーなってるのか見せてもらいましたけど、詰まってる“粉”が半端なく凄い!実験が均一なものになるように、粒子の径がそろった大きさ・・・5μmだそうな・・・にならんといけないそうで、手触りすっごく滑らか。摩擦が超ちっちゃくなっちゃった、っていう感じの粉。化粧品の技術を応用しているんだとかで、資生堂のモノが結構すぐれているんだって、へぇ。

その測定に時間がかかるってことで、今日の結果はまた後日。
“平日でもいいから、都合いいときに2・3時間時間を作ってね”
ってのがありがたや。

にしてもやっぱり実験は面白いや。