どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

普通の日

病院や診療科によって違いはあるみたいですが、現在研修中の科は基本的に日曜と祝日はお休み。この日は当直の先生が、病棟の患者さんと救急受診の患者さんを一手に引き受けるので、他の先生は貴重なお休み日。
ですが、病棟の患者さんが急変したりして生死に関わるような事態になってくると話は別。そーゆー時に受け持ちの先生が不在なのは問題なので、めでたく病院から『@@先生、##さんが急変なので、来て下さい』と、召還されるわけです。
なので、日曜祝日と言っても本当にoffになるかは全く不明。いつ電話が来るんだろう・・・ってな状態であります。

『一応ウチの科はそーやって当直体制にしてるから、りとはふ君も休みの日は無理に病院来る事無いからね。まぁウチの班の患者さんに危ない人が居たら話は別だけど、幸い今はそーゆー人いないし、休めるときにはきっちり休むのも御仕事だよ』
という事で上の先生からお話されていたので、今日は1日じ〜〜〜っくりと休養。朝も久しぶりのお寝坊を楽しんで、洗濯して、CD買いに行って、手紙書いたりご飯作ったり・・・なんだか久しぶりに“普通の生活”をした気がします。
明日とこどもの日は日直&当直なので、連休中も完全なるoffじゃ無いですけど、きちんと当直の体制になってる科の時にGWがぶち当たってくれたのは嬉しいですね。
同じ病院でも、同級生の中にはそういう当直体制じゃない科で研修してる面々もいて、彼らはこの連休中も毎日のように病院行ってるらしいですから・・くわばらくわばら。

ま〜人の命を預かる仕事だから、仕事が一層キツイのはわかりますけど、しっかりとした休みが無いって言うのは、まだぺーぺーの身である僕からしても嫌だなぁ・・・・そういう科には行きたくないなぁ、って思いますもん。
でもですね、そういうところから日本の医療の崩壊は始まっておるんだとか。 
 

以前、<a href="http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20060403">他の先生が書かれているこういうブログ</a>を読んだのですが、今となってみるとウンウンとうなずける感があります。
表立って行動せず、静かに進んでいく崩壊。
たしかにコレは怖いですが、納得する所が満載です。
是非一読してみてください。