どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

伊予柑で・・・

所要を足しに部室に行くと、後輩Hがお勉強中。
今週末、看護師の国家試験があるので、その追い込み中でした。

受験票の配布があったとかで、見せてもらいましたけど、おいらが去年受けた医師国家試験の受験票と瓜二つ。違いは・・・といったら、ボクの受験票は真っ白でしたけど、彼女の受験票は真ピンクだった事くらいですかね〜。
受験票のお隣に謎の空白地帯があって、ミシン目があって、“切り取らないこと”なんて注意書きがある事までそっくりさんです。

『受験票の他にこんなものも配られたんですよ〜』

と、彼女が取り出したのは・・・
湯島天神の鉛筆とキットカット、ロッテのXYLITOLガム、ンでもって伊予柑

『あ、わかった。これ合格のお守りかぁ』
『そ〜ですよ〜』

といわれても、湯島の鉛筆はそのまま。キットカットは“きっと勝つ”のゴロ・・・
『ガムと伊予柑はナンなの?』
さっぱりわかりません。

ガムは“キシリトール→きっちり通る”のゴロ。
伊予柑は“いい予感”のゴロなんだとか。

中でも伊予柑は先輩から後輩に脈々と受け継がれているゴロで、
卒業した先輩がこの日に必ず後輩に配るって言う伝統があるんだとか。

『え?って事は、看護師さんが伊予柑配りに来るの?この平日の昼間に』
『はいっ!ちゃんと“伊予柑委員”っていうのがいて、その人たちが卒業したら翌年配りに来るんですよ〜』

ですって。
伊予柑委員・・・実にユニーク。久々に聞いたクスッと笑える、かつほのぼのしたお話。
卒業後にこーゆー慣わしがあるってのは凄いですね〜。

試験は日曜日だそうで。
頑張っておくれ。