どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

おじさんが、優しくしてあげます

病棟で・・・今日はちょっとドキドキのひとコマが。

僕『ん・・・じゃ、いくよ。』
 
 
Mさん“先生・・・痛くしないでね”
 
 
僕『さぁ、それはどうかな・・・優し〜くしてあげるけど・・・入れるよ〜』
 
 
Mさん“あっ・・・先生!だめっ・・・ぐりぐり・・・痛いっ!”
 
 
Mさん、顔が紅潮してきました。
 
 
僕『ちょっとの我慢だから・・・ね。』
 
 
Mさん“先生・・はやくっ・・・してっ・・・”

 
僕『ん〜・・・もうちょっと・・・だよ』
 
 
Mさん“あっ・・・そんなに出し入れしちゃ・・だめぇ!!!”
 
 
僕『ほ〜ら、もう入った、大丈夫だよぅ』

ん????
採血を頼まれたんですが。
何か???
(一部、面白〜く脚色♪してまっす)

研修医のころからの知り合い・看護士のMさんから、
検査のための採血を頼まれたんですけど・・・
いや〜、身内・仲間内の採血は、やっぱり緊張します。

Mさん、血管が細いんだもん。
駆血して、血管探してるときに、
ムムッ・・・これは強敵じゃ!
って思い始めたら、

“なになに?先生が採血するの????”

って、余計なギャラリーが集まってくるし。
失敗できない、ってプレッシャー増大。
やっぱ、ナースステーションで、やるんじゃなかったなぁ。

教授の採血をしたときも緊張しましたけど、
あのときは血管しっかりしてたからなぁ。

普段は、じいちゃんばあちゃんの採血ばっかですからね。
若い女性はど〜も鬼門じゃ、はい。

日記の素材提供してくれたMさん、ありがとうです。
お約束どおり、お茶目に書いておきましたよ。