どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

年金

ちょぼちょぼ病棟から呼ばれつつ、一日が過ぎた当直日。
TVにらめっこで、久々にニュースをじっくり眺めました。

日航の年金のことが、どの局でも取り上げられちゃいますが、色々な紆余曲折があるにせよ、退職した人の年金を減額するっていう横紙破りは、するべきではないでしょう。

日航の場合は企業年金だから、もともとは月々の給与として払うはずの額や、退職金として渡るはずの金額を、年金と言う形で後払いにしたもの。労働の立派な対価。これを一方的に減らされるのは、納得いく話じゃないです。

これを、国民年金や厚生年金に置き換えれば、誰だってそう思うと思いますけどね。
月々、給与天引きされて・・・僕、学生のときの国民年金も猶予期間経過してから追納して支払ってんますけど・・・これも、老後、月々決まった額を得ようという人生設計で払ってるんですもん。国だって、“いま、この額払ってくれたら、将来いくらお返ししますよ”という告知をして、現在の制度を維持しているんだから、これも契約と考えていいでしょう。社会保険料として支払った対価を、将来得る権利として見込んでいるんだから。

年金制度が苦しくなったから、今の額から減額します、って言ったら・・・
いま、年金で生活している高齢者の方々、絶対“うん”なんて言わないでしょ。

日航の年金減額を許したら、この先、ほかの年金の信用性なくなると思いますよ。