ここんとこ、『想定外』っていう単語が悪者のように叩かれてますが、常日頃、想定外の事象に出くわす医療の現場にいる身としたら、どんだけ想定すりゃいいの?って思います。
なんだか、世の論調・風潮が、完全無欠で確実な事しか受け入れられなくなってるように思って。
福島第1原発の件にしたってそう。
しっかり想定していたから、マグニチュード9なんていう想定外の地震の揺れと津波に耐えて、1次的な破壊を起こさなかったんじゃないかと。
2次的・3次的な事象によるトラブルはともかく、1次被害の少なさは日本の技術力を誇るべきなんじゃないかなって僕は思うんですよね。
原発の影に隠れてますけど、新幹線だって立派でした。
昼日中、高速走行してた車両が多々ある中で、脱線転覆した営業車両は無くて、死傷者出なかったんですから。
日本の技術力はさすがですよって。
被害の報道なんかから、マイナスばっか見ないで、何かプラスを見つけなきゃやりきれんなぁ・・・
想定外があるってことを理解しないと、この先何もできなくなっちゃうよ。
だから、そのためにもしっかり想定せにゃイカン。
そう思う僕でした。
と言うのもですねぇ。
今朝、自分の油断を再確認しちゃったからです。
ラジオで、爆笑問題の番組を聞きながら寝てたんですけど、爆笑問題の二人のトーク中に、緊急地震速報のチャイムが鳴ったんですよね。
あの日以来、もう何回も鳴ってる聞き飽きるくらいのこのチャイム。
丁度、トークの流れも相まって、僕、これ爆笑問題一流のジョークかと思っちゃったんですよね。
数秒後・・・
ホントに地震だぁ(-。-;)
油断大敵・・・です。反省。