どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

盲点

眼科の授業での事。
人の目にある『盲点』を、実体験しました。

マリオットの盲点、という部位が人の目にはあって、この部分ではモノが見えないんです。
これを簡単に感じるための簡単な試験法がるんです。
実際とはちょっとやり方が違いますが、同じように体験できるやり方を書いてみますね。

紙を用意します。大きな正方形の中に小さな正方形を書いて下さい。そして大きな正方形と小さな正方形の間を黒く塗りつぶします。
つまり、正方形の真ん中が白抜きになった正方形を作ってください。
そしたら、その紙を目線の高さに持ってきて、正方形が時分のほうに向くようにします。
右目をつぶり、左目で自分の右斜め前をず〜っと見ていてください。
正方形を書いた紙を、自分の右側から左側にゆっくりと動かします。

そうすると、あるところで真ん中が白抜きになっていた正方形が、黒く塗りつぶされているように見えると思います。
丁度そのとき、この『盲点』で、正方形を見ている状態になっています。
モノを見ることのできない盲点で見ているわけですから、ソコは見えないことになって、白抜きの部分が真っ黒く見えなくなった、そ、そんな理屈なんだそうです。

正方形の大きさの具合なんかを変えてやってみると、きっとはっきり分かるところがあると思いますよ。

実際、パッと正方形が真っ黒くなったときは、驚きでした。