どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

代打ち

今日は毎度毎度の病院実習の日。しかも今日がこの学年では最後の病院実習

が、病院についてもちっとも先生が来ない来ない・・・
すると、事務職らしき人がやって来た。どうやら外来が長引いていて、来るのが遅れるらしい。
で、
先生来るまでみなで雑談、というか間近にせまったテスト談義をしていると、突然一人のご老人がやってきた。
白衣を着ていたので、一瞬『お、先生がきたか』と思ったものの、どうも様子がおかしい。だって『君たち学生さん?S大学の?』
な〜んて聞くんだもん。今日の担当者だったら、そんなこと当然わかっているはずなのに・・・。
続けて『どうしたの?担当者は?』と、聞くので、コレコレこんな訳で、先生をお待ちしているところです・・・と、言うと
『でしたら、先生がいらっしゃるまで私が講義しましょう』
と言うではないか。
いや〜びっくりです。だって、名札見たら『院長』って書いてあるんだもん。
なんでも、この院長先生の息子さんがウチの大学のOBなのだそうで、そういういきさつもあってこうした学外実習を引き受けているのだとか。なにせ相手は院長、随分恐縮したんですが『なになに、S大にはそんなわけもあってお世話になってますからね〜いいですよ』といって、本当に臨時代講してくれました。
突然、しかも自発的に講義してくれて、しかも話が上手。
本物の(?)先生が現われるまで15分弱、面白く楽しく過ごしてきました。
むむむ、院長、あなどりがたし・・・。