どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

Y助教授の結論

入試休みも終わって、今日から定期試験再開。

本日は小児外科と言う実にマイナーな科目。小児の消化器を主に扱ってる科なんですが、
他の大学に通う同級生に聞いても、『そんな科目、やってないよ』って言われてます。

さて、この小児外科、先日O教授が退任されて、今年一年間はY助教授が実権を握って講義してきたんです。
僕ら学生は皆『次の教授はY先生だろうなぁ』って思ってました。
ところが!
巨塔ですねぇ・・・やっぱり。
どうやら先日行われた教授選で、Y助教授は学外からの候補に敗れてしまったらしい、という話が先輩から流れてきました。
わかりやすく白い巨塔風に言えば、財前くんが石川大の菊川くんに負けたっていう所です。

と、いう事は・・・
昨年はこの小児外科、O教授が試験を執り行っていました。
来年は、新しい教授が試験を執り行うでしょう。
助教授が全権を持って試験を行えるのは、今のところ今年だけです。

さて、でY助教授、授業はとても熱心で、皆からは好評。
授業中も息抜きがてらに学生を指名して、あれこれ聞いてきます。
『動脈血の酸素飽和度は?』
『空気中の酸素分圧は?』
『ヒューマンエラーの原則は?』
スターウォーズ音楽監督は?』
『バニラの生産量世界一位は?』
『うちの医局の電話番号は?』

そして最後に『試験に出るから、覚えておくように』
みんなこのときは半分冗談だと思っていたんです。
だって・・・医局の電話番号なんか、試験に出るわけあると思います?

と・こ・ろ・が

医学部の定期試験に先立って行われた、看護学生の試験では、な、なんと
『ヒューマンエラーの原則を述べよ』
っていう問題が出た!

これ聞いて慌てたのは僕らです。

ぐひょ〜〜〜、って事はY助教授、今年しか仕切れないから・・・
もしかして他のも出すのか????
もしかして、こないだの整形外科みたいに思い切って記述にしたりするのか?
(2003年9月24日参照)

いろいろな憶測が乱れ飛ぶ乱れ飛ぶ・・・

そして、本日、小児外科の試験と相成りました。
試験は・・・例年どうりのMCQ形式。
皆がホッとしたのは言うまでもありません。
万が一。記述式だった場合にそなえて、かなり勉強しましたからね〜。
結果もきっと、この科目は大丈夫でしょう。