どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

パトカー搬送

といっても、べつに僕がお巡りさんの厄介になった訳ではないのでご安心を。
先日、京都で大学受験の会場を間違えた受験生を、京都府警がパトカーで緊急輸送したっていうニュースがありましたが、それに関しての意見が警察に寄せられているっていう話を耳にして思ったことです。

僕、信じられないんですけど、
これに関して86%の人が賛成意見なんですって・・・
嘘だろ?って思います。

お隣韓国には、たしかにこうしたサービスがあります。
あの国は国を挙げて大学受験に取り組んでますからね〜。
入試会場にパトカーが配備されてたり、場合によっては当日試験場までのパトカーの予約ができるなんてニュースを前に見たことがあります。

今回の件、確かに人情論的には警察は良いことをしたでしょう。
ですが、果たして一個人にここまでやって良かったのか・・・と、僕は思います。
そもそも、この受験生が試験会場を間違えたのが原因。
この御方のミスです。
試験場もろくすっぽ確認しないで、のこのこと受験しにいった方の失態です。
僕、受験生だった時そうでしたが、たとえ以前に行った事のある所でも前日なり前々日なりに再度試験場の確認と会場まで実際に足を運ぶ事やってました。
前行ったことあるなんて思って、何か変わった事あったら嫌ですもん。
それとも、こんな個人のミスまで尻ぬぐいしてくれるほど、警察が寛大になったんでしょうか?

今後きっとこういう話が間違いなく出るでしょう。
『なんだよ、京都府警はこないだ送ってくれたじゃないか!』と。
今回は大学受験生でしたが、
入社試験会場間違えてしまった人も送ってくれるんでしょうか?
結婚式場を間違えた新郎新婦も送ってくれるんでしょうか?
どれも『場所を間違えた一般人を送る』事には変わりないです。

これらに果たして京都府警はどう対応するんでしょうか。
彼らには事実として受験生搬送の実績があります。
すごく見物だと僕思います。

自分に関わる大切なこと。
その責任はやはり自分で負うのがスジなんじゃないかと、僕は思ってしまいます。