どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

ハンコ屋さんからのお願い

僕の実家がハンコ屋兼文房具屋だって事は前に書いたかもしれませんが、
こうして実家で商売やってると、『休みだったら帰ってきて店を手伝え!』
っていうのは常套文句。
学費をじいちゃんばあちゃんに頼っている手前、嫌とも言えないし・・・
まぁ、手伝わなきゃなぁ・・・っていう性分も大きな要因なんですが、つくづくフツーのサラリーマンの家庭や、
手伝いたくたって手伝えないような商売やってる家庭が羨ましい・・・です。

さて、

この時期のハンコ屋は年度替りという事もあって、小中高校からの新入生の氏名印の注文でテンテコマイ。
僕のお仕事は、でき上がったハンコに間違いが無いか原稿と印面とを見比べてチェックして、名簿順に整理するのが主。
こうして年に一度新しく小学校に上がる子供の名前ばっか見てると、
名前の流行り廃りなんかがわかって面白いですよ。
子供の名前付ける時は、色々な夢や希望を願ってると思うのが、名前から見て取れますもん。

ただですねぇ・・・

ここ数年、実に面白い名前が出始めてるんです。
やったらめったら『萌』『翔』『優』『咲』この字使った名前が多い!
もうねぇ・・・見るの飽きたってくらい多いですよ、この字は。
『翔』の場合は、翔太、翔一、健翔、などの他、『翔』一文字で『かける』と読む名前がクラスに2人位います。

漢字こそ違えど、読みの同じ名前も多いですよ。特に女の子。
例えば『もえ』『ゆうか』『さき』・・先生うかつに名前で呼べません。

男?女?区別できないのもありますね。
目立つのは『ゆうき』と読む『優希』『夕貴』『有希』
中性イメージの漢字だけだと、ほんとわかんないです。
ちなみに『有希』には『あき』と読む女の子の場合もあるので要注意です。
また、横文字に音だけ当てた名前も増加中です。

名前は一生付いてまわるものですから、夢や希望を込めるのもいいですが、
その子の一生をよっく考えてつけてあげて欲しいものです。
ハンコ屋さんからのお願いでした。

最後に、今日見つけた難読名(と思ったもの)を記してみましょう。
いくつ読めますか?

『光』・・・なる、『麗苑』・・・りおん、『津』・・・みなと
『滋瑛仁』・・・じぇに、『聖冬』・・・まさとし、『飛星』・・・はやせ
『竜飛』・・・かみと、『樹音』・・・じおん(ガンダムか?)