どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

振り返ったら奴がいた

受け持たされた患者さんの症例検討会の資料探しに図書館へ。
今までロクに図書館使ってませんでしたからね〜、文献探すにしても探し方からしてわからんちん
『症例検討のためにM先生から、@@と##の資料を見つけてこいっていわれたんですけど・・・』
と、司書のおばちゃんに探し方を聞く。

医学中央雑誌刊行会(医中誌)っていうところが、日本で発行されている医学雑誌のデーターベースみたいなものを作っているそうで、今まで知らなかったんですがウチの図書館、この医中誌のデーター検索が出来たみたい。
今回僕が探したかったのは、自己免疫性肝炎と肝細胞癌の関連。
司書のおばちゃんによると、探したい文献のキーワードを入れて検索かけると、何年何月発行のなんと言う雑誌にそれに関する文献があるのかをバババっと探してくれるそうで。
ほんとに探せました。
ただ、書庫からその雑誌を見つけるのが大変でしたけど・・・
ウチの図書館にあんな秘密基地みたいな書庫があったなんて知らなかったなぁ。

そもそもこの資料探し、僕の担当の先生が今日の朝、病棟にいてくれればお昼の時間やらなんやら今日一日使うことも出来たのに、探してねっていう指示でたの夜ですもん。
今日一日無駄じゃん!ってふつふつと思ってた僕。
図書館内で見つけた同じくポリクリ中の同級生Sにちらちらと愚痴っちゃいました。
『病棟に行っても放置されてるしさぁ・・・先生もさぁ・・・ウンヌン・・・』と。
まぁ、せっかく実習と名のつくものやってるんですから、放置されっぱなしなのは嫌ですもん。
おいらはそう思っちゃうもんですから。

Sとひとしきり話をして、さて帰るかと振り返ると・・・
Sと話しをしていたテーブルとは通路と柱を挟んだ反対側に、見覚えのある白衣を発見。
あれは・・・わたなべいっけい(結構似てる)・・・もといM先生だぁ。
やばいよ〜いま思いっきり愚痴てった相手の一人じゃないかぁ・・・
小声で話してたから聴こえては無いはずだけど
あたかもドリフのコントのようなこの事態に・・・びくびく・・・。
無視して帰るのもなんだったので、
『先生〜言われてた文献、こんなの見つけたんですけど・・・』
と、話しかけて2・3話して帰ってきましたが・・・

やはり学内、何所に誰がいるかわかりません。
壁に耳あり障子に目あり、たぁこのことか。
今後は用心せにゃなぁ。