どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

おなかの中は

今日は下部消化管造影の検査の見学に。
すっごく平たく言うと、お尻の穴から造影剤を流し込んで、レントゲン撮影するもの。
主に大腸を検査するのに使うもの・・・と、立ち会ってたDrが教えてくれました。
『まぁ今は内視鏡が発達したから、大腸の癌やポリープもこうした造影するよりも内視鏡で見るのが一発でわかるから造影の検査自体は意義が薄れてきてるけど、内視鏡はいったいドコを見ているのかがはっきりしない一方、造影だとドコを造影しているのかが一発でわかるからいいんだよ』と。

そう言われりゃそうだなぁ・・・と思うおいら。
実際に検査場で状況を見ているから余計にそう思うのかも知れませんがね。

でもこの検査、せわしないですね。
造影剤入れられた患者さんは台上であっちへゴロンこっちへゴロン、始終『動いてくださ〜い』と言われ続けですもん。
動くのもひーふー言うようなお年寄りだったら、この検査は相当な苦痛なように思います。

しかし、おなかの中を造影剤がうろちょろと動き入っていく様は・・・
見ていて奇妙で面白い。

ついでに解剖の重要性を余計に思った日でした。
解剖・・・苦手。
これからどの科を回っても、きっと同じことを1年間思い続けるんだろうナ。