どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

教授怪診?

ウチの大学、5年生は1年間かけて各科を回るポリクリ(病院実習)、これに対し6年生は学内学外を問わず一つの科に1ヶ月間、計3箇所の診療科や基礎の研究科を回るポリクリ
6年生の場合は自分で行きたい科を選ぶ事が出来るので、結構基礎の教室を回る人も多いんです。
昼休み、部室でお昼食べていたら、今月法医学の教室を回っている6年生のS先輩が来ました。

S先輩:『ねぇ、りとはふぅ・・・法医のS教授っていい人だね〜』
おいら:『そうですよ〜、アレだけのキャラですもん』
S先輩:『それもそうなんだけど、今日風邪っぽくて研究室でゴホゴホしてたら、いつの間にか教授が後ろに来て、
『S教授談:SSSSSさん、BBBBボクの見立てではアナタの咳はKKKK気管支炎の疑いが強いですから、BBBBボクのこの薬NNNN飲んでいいですよ。』って、薬くれたの〜』
(注:この表現は、なるべく忠実に教授の言葉を再現しています)

おいら:『へぇ、よかったじゃないですか』
S先輩:『しかもね〜、手持ちの薬が無かったもんだから、わざわざ薬局に行って薬貰ってきてくれたんだよ〜』
おいら:『じゃ、先輩は教授をパシらせたんですね〜』

と、まぁココまでなら普通の話。
ココからはちょっとアダルティなお話しに・・・

S先輩:『でもね、くれた薬がちょっと・・・ね。』
おいら:『何くれたんですか?』
S先輩:『タリビッドなんだけど・・・さぁ。』
おいら:『え、別にいいんじゃないですか?普通に抗生剤じゃないですか』
S先輩:『いや、そうなんだけど、去年泌尿器科回ってたときに、尿道炎の患者さんにこの薬が頻繁に出てたのね、だから、効くのは間違いないんだろうけど、なんか印象が・・・ね』
(注:本によれば、タリビッド(オフロキサシン)は確かに尿道炎にも使いますが、気管支炎にも使うみたいです。)

おいら:『へぇ〜そうなんですか、きっと教授は先輩の咳から尿道炎も疑ったんですよ、きっと。先輩、尿道炎になるような心当たりがあるんじゃないですか?』
って、冗談満タンで聞いたら
S先輩:『そうかなぁ・・・えっと・・・無いよぅ』
って、予定と違った切り返され方したもんだから、一瞬ヘコっときました。

いや、先輩、・・・
一応乙女なんですから、そこは真面目に答えないでいいですって・・・・
さすが6年生、一枚上手であったか。