どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

本気か?決まりか?

医学部の学生だけじゃなくて看護師さんの卵の看護学生にも病院実習はあるんです。
ちょうど今おいらのいる外科病棟に何名か看護学生が同じように実習に来ているので、下手するとナースステーションには本物の医者・看護師よりも学生のほうがたくさんいる瞬間もあるんですわ。

受け持たされた患者さんの所へ行ってお話聞いて、さて、じゃカルテにそいつを書きますかいな・・・とカルテの棚の前でカサコソとしていた僕。
『一日一回はかならず患者さんの所に行って、状態を聞いて、カルテに書くんだよ』
っていうのがうちらの課題でもあるからです。
そういうわけで棚のところでカルテにチマチマと書き込み書き込みしていたときに、

『すみません、カルテを見せていただいてよろしいでしょうか?』
と、声かけられました。
声の主は看護学生です。
『あ、いや、別にいいと思いますけど、僕も学生なんで・・・』

後で仲のいい看護学生にこの話したら、看護学生はカルテを見るときに必ず誰かに声をかけること、っていう決まりがあるそうでして。
ちょうどその時にはそういやカルテの棚のトコロにはおいらしかいなかったなぁ・・・と。
でもなぁ・・・そういっても学生に声掛けるかなぁ・・・

もしも本気でDrに間違えられてたら・・・悲しい。
そうではないことを祈りましょう。