どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

小手術見学

病院実習の手引きって言うのを見ると、皮膚科は内科の家族扱いになってるんです。
だから、手術なんかしないって思ってたんですけど・・・
今日、皮膚科の手術見てきました。
(よく考えてみれば、教科書にも治療法は外科的切除とか書いてある疾患があるから、手術するのも当然なんですけど・・・嗚呼、悲しきお勉強不足・・・)

ただ、やっぱり皮膚科の手術って言うのはかなり少ないらしいです。
今日の手術の解説してくれたM先生曰く
『どう?皮膚科で手術するなんて思ってなかったでしょ?僕もね、学生の時には皮膚科で手術するなんて知らなくてさ、皮膚科医になってから初めて知ったんだよ。まぁ数自体も少ないしね。』
なんだそうです、はい。

今日見たのは皮膚繊維腫と粉瘤の摘出術。
手術、といっても手術室でやるのではなく、外来の処置室で局所麻酔で行うちっちゃなもの。だから手術って言うよりも小手術っていう感じでしょうか。
なので先週までの消化器外科のようにばっちりと手洗いしてガウンを着て、っていうことは無し。
手は確かにキレイキレイにあらうものの、ガウンは着ず。
機械もトレー1つで収まってしまいます。

まぁ、先生のうちの一人が最後の縫合、なぜか糸がプッツンプッツン切れてしまいちっとも出来なかったので、
『学生さんに見られていると緊張するから帰っていいよ』と、そそくさと僕らを追い出したのは内緒ですが。