どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

社会勉強の日

今日の午前中は泌尿器科の外来実習。
初診患者さんの外来+初診担当の先生の再診患者さんの外来・・・
っていうはずだったんですけど、今日の担当のf先生が急用のため急遽別のF先生が今日の初診担当に。

もともと、f先生の日は初診が少ないそうなんですが、今日はそのf先生がさらに気を効かせて再診の患者さんを別の日にずらしてくれていたものだから、輪を掛けて患者さんが少ない少ない。

だってですねぇ・・・
今日の午前中の初診患者さん・・・計5人です。
あんびりーばぶる!

まぁ、そのおかげでDrやNsの方と相当にダークな話をする時間が持てました。だから今日は、病院実習というよりも医学という社会の社会勉強をした、っていう一日でしょうか。
都内の某繁華街で開業されているN先生もこの話の輪に加わって、実に楽しい午前中を過ごさせてもらいましたわさ。
過激すぎて書けないような話ばっかしてたんですけど、記憶保持のためになにか書けそうな話題は・・・といえば・・・

新しく病院が開院したとき、そこの看板をよっく見てみてください。
複数の診療科が書いてある場合、大抵は内科や外科がその先頭にあるはず。
今日来ていたN先生、開業に当たって本来ならば専門分野の泌尿器科を中心にしたかったそうなんです。看板も『N泌尿器科医院』のように。
が、
ビルのオーナーさんや大家さんたちは内科や外科ならともかく、『泌尿器科』『皮膚科』『産婦人科』を嫌うそうなんですね。その科の疾患の性格上、治安やら風紀が乱れそうだ、という理由で。
泌尿器科なんかにうちのビルは貸さないよ』
こういわれたN先生、ほとほと困ったそうな。
そのため苦肉の策としてN先生、名称を『N医院・・・内科、形成外科、泌尿器科』と、当たり障りのない内科を先頭にして本来の専門・泌尿器を看板の最後にもってきました。これでなんとか誤魔化して(?)オーナーさんからビルを貸してもらえたそうな。
んでもって・・・
開院して2年目、もうそろそろいいだろう、と言うわけでほとぼりが冷めた頃を狙って看板を『N医院・・・泌尿器科、形成外科、内科』に取り代えたそうな。

今日もどこかの病院の看板が、ひっそりと取り代わっているかも・・・