どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

女・海原雄山の登場

どうしても晩御飯に中華風の焼きそばが食べたかったので、晩御飯は外食することに。

まぁ大した理由じゃないので種を明かせば、こないだこの中華風焼きそばをTVで作ってるの見て、
無性に食べたくなった・・・そんだけの理由です。
ただ〜し、無性に食べたくなっているのは麺をパリッと揚げたいわゆる『カタ焼きそば』じゃなくて、
柔らかな麺にトロッとした具沢山のあんかけをかけた焼きそばです。
そこんところよろしく。

で・ですね、
心置きなく焼きそばを堪能して、さて、そろそろ帰るべか、という時になって、僕の斜め後ろの席でお客さんとおぼしき女性(そーですね、見た目おばさん、というには少し早いくらいの感じの女性)と、店員さんがイザコザしている声が耳に入ってきました。
面白そうだったので、すぐに帰るのをやめて
『すいません、お茶もう1杯下さい』
と、少し長っ尻することに。

聞き耳を立てると・・・どうやら料理に関してのクレームのようです。
が、ですねぇ、要約すると
『この麺(どうやら海老ワンタンメンのようです)は、一体何を食べさせたいのかが伝わってこない。味も薄っぺらだし、香菜(シャンツァイ)がこんなに乗っていたら、香りが強すぎて台無しじゃないか。私はこういうラーメンを食べたくて来たんじゃない。』
いや〜〜、こういうクレームを聞くのは初めてです。

さらにすごいのは店員さん。
僕だったら、
『いや、ウチではこういう商品を出しているのであって、別にあなたの食べたいラーメンを作っているわけではないので、ご勘弁を』
位は言いたくなるんですが、応対した店員さん、
『左様ですか、ではどのような物がお好みでしょうか?』
と聞いてます。スゲエ!
そったら彼女
『貝柱等のダシを生かして・・・』
とか返答してます。こっちもスゲェゾ!

しばらくして、改訂版海老ワンタンメンの登場。
さぁ・・・今度はどうだ?
彼女:『さっきよりはマシになったけれど、まだ塩気が強いわねぇ・・・』

まだ不満やるかたない様子の彼女でしたが、今度はそれほど抵抗せずにラーメンすすっています。
ま、何とか可っていう判断だったんでしょうか。店員さんも彼女の席から離れて厨房のほうへ。
されどその顔は・・・苦笑です。
何かあの麺には仕掛けがしてあったのかな?謎じゃ。

面白いデザートをご馳走様でした。