どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

学外実習

『町の小児科がど〜ゆ〜ふ〜になっているのかお勉強しましょう。』
という事で、今日はポリクリ班4人が一人ずつに分かれて、大学小児科のOBで開業されている先生のところへ行き実習。
僕の行き先は浅草のY医院。
考えてみると、大学病院以外の病院で実習するのはこれが初めてです。

『勉強は大学で。今日は街中の開業医の雰囲気を見てつかんでいって頂戴』
と、最初に先生からありがたい言葉を頂戴して、先生の腋でひたすら外来の見学・・・とおうか開業医さんですから外来しかないですが。

大学病院だと外来担当の先生は毎日変わるから日を追っての患者さんの観察は外来では事実上無理。せいぜい周に一回の診察で経過を見ていくのがやっとやっと。されど開業医ではそれが可能。
『昨日より大分いいねぇ〜』
ってふうに、外来なのに入院患者を診ているかのような応対は開業医の強みでしょう。生活の基盤も患者さんと同じところにあるから、小児科とはいえ一家まとめて面倒見ちゃうゾっていう空気がお互いの了解事項としてあるようで・・・

それに浅草って言う土地柄もあるんでしょうね。
NHKの連ドラに出てくるようなおばちゃんが子供を連れて来たり・・・
893屋の親分さんが子供連れてきたり・・・
客層(?)は確かに違うナァって。
一番最初に来る病院ってこういう感じなんだ、と、考えてみりゃ僕も病院いくときには最初から大学病院にいくわけじゃなくて町のお医者さんんトコに行くんだから当たり前の話を改めて再認識したというかなんというか。

『ココをこう行くと浅草寺に行くから、帰りに寄っていくといいよ』
教えられたとおりに浅草寺でおまいりして、仲見世ぬけてプチ浅草観光。
楽し〜い学外実習でありました。