どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

天の声

繊維性骨異形成症候群っていう疾患の手術見学に今日は入りました。
『すご〜〜く珍しい疾患だよ』と、先生に言われたんですけどどうなんでしょう?手持ちの教科書『標準くん』を見たら、『詳しい説明は成書を参照』としか書いてなかったので、たしかに頻度が少なそうではあるんですけど・・・・

今日の手術は脳外科だけじゃなくて形成外科との合同手術。
腫瘍によって視神経が圧迫されているのを減圧開放してやる・・・という部分に関して脳外科が関与したんですけど、手術時間が長い長い・・・予定7時間!

一応僕の所属してる班の手術だったし、そんなに珍しい疾患なんだったら最後まで見て行こうかな、って最初は思ってたんですが、結果的には7時間たっても終わる気配は全くなし。
手洗いしてなかったので、そ〜ろそろ足がキツイ時間帯です。
『この調子じゃあと3・4時間かかるんじゃないかなぁ・・・ちょい厳しいなぁ・・・』
と思っていたところに
『あ、学生さんはね、もう好きにしていいよ』
と、教授から天の声が・・・
だったらもちっと早く言って欲しかったなぁ・・・
最後の2時間は延々と骨削りを見てただけなんだもん。

で・も
この声のおかげで当初の心意気はどこへ行ったのか・・・
ありがた〜く帰らせていただきました。