どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

助教授と

ナースステーションで患者さんのカルテチェックしていたら、助教授のI先生がやってきて雑談timeになりました。
脳外科の先生は皆非常にフレンドリーで、科の雰囲気がすごくいいです。
自分が苦手、って言うのに加えて去年ポリクリしたときに感じたこの雰囲気のよさに引かれて、今年1ヶ月脳外科の実習を選んだんですが、その総大将的な存在がI助教授。非常に話し好きで、かつ学生と絡むの大好き。

助教授『どうだ合唱部?去年と違って面白いだろ?』

えぇ、去年と違って、受け持ちの患者がいなう分拘束が少ないので、
見たい検査や手術に自由に行けるのがすごく良いです。
というか、よく先生合唱部だって覚えていたなぁ・・・
相変わらず先生達の記憶力には感服であります。

話の流れで助教授が脳外科を志望した経緯を聞く事が出来ました。

助教授『いや〜、僕はね、最初は土管が好きだったんだよ。(どうやら胃や腸なんかの消化管の事を言っているみたいです。『管腔臓器』なので土管・・・らしいです、はい)だから、最初は消化器外科志望だったんだよね。でも、医者になって外科の研修をはじめてみると、当時のウチの消化器外科の先生達は全然勉強しない人達ばっかでね、こりゃ駄目だって思ったわけよ。で、その頃は入局する人がほとんどいなかったけど、脳外科の先生達がすごくいい空気出しててね、魅かれて転向したんだよ〜』

へぇ〜、なんかすごく意外。

助教授『だから当時は数十件お腹の手術やらしてもらったし、今でも虫垂炎(いわゆる盲腸)くらいだったら出来る気がするんだよね〜』

へぇ〜、コレも意外。
半分冗談が入ってるんでしょうけど、去年はこういう話出来る程先生とかかわれませんでしたからね。このへん1ヶ月っていう期間の長さが効いてる気がします。

あと2週間、まだまだ興味持って実習できそうですよ、脳外科。