どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

空飛ぶ患者・・・ロシアから

『ロシアからの患者さん、来ます!』
って、看護婦さんが言った時、センター内の大半の人間が『???ほへ???』っと。
んでもって、事情を知ってる人間はクスっと。

んなものだから、中には
『・・・まさか、ロシアから救急車で走って来るの?』
と、真面目に聞く先生も。いや、その気持ちよくわかる・・・

どーゆー理屈かといえば、日本人の方で、ロシア旅行中に事故に遭い(どーゆー事故かもわかってるんですが、あんまり書くとナンなので割愛)、現地の病院に搬送・治療された患者さんが、現地のDrに付き添われて成田に空路搬送されて、成田から救急車で来た・・・っていう事らしいです、はい。

他院に患者さんを搬送するときにDrがついて行くことは結構ありますけど、海外から来た、ってのは初めて見ました。
『ロシア語しか話さないのかなぁ・・・』
『けっこうかっこいいじゃん』
『情報収集と称してお近づきになりたいなあ』

看護婦さんたちもあんまりない経験らしく、色めき立つ・・・というか浮き足立つ・・・というか。

僕らも僕らで苦労があって、ロシアの病院からの報告書、ってのを頂いたものの、案の定日本語ではなくロシア語で書かれていて・・・

っていう事はなくて、やっぱり英語で書かれていまして・・・
まだ多少なりとも解読可能でしたが、僕にはよくわからんチンでした。
(でも、ロシア語だったら完全にチンプンカンプンでしょう)

患者さん事態は飛行機に乗って動ける位なので状態も安定していてホッとしましたが、こーゆー経験は救命救急ならではなんでしょうね〜。