どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

初・大学院

大学院の講義に今日は初参加。
研修医のうちの2年間にとりあえず6単位・・・というのが皆の目標で、今日は朝から薬理学の教室で1日実験。今日は同級生7人(おいら、K山、M尾、T中、T崎、S木、O野)で一日過ごしました。
ひとまず色々な実験の基礎、って事で、今日の課題は正確な秤量ができるようになること。んでもって、どのくらい正確に“量ったつもり”になっているのかを知る、って事。
最初はピペットで水を量りとって、秤で実際にどれだけ取れたのか・・・理論的に取った量と実際に取った量との違いを実感。いや〜、同じように量っているつもりなのに、実際の秤量量は一回一回かなりバラバラ。特にすっごく小さい量では・・・今日は10マイクロリットル(0.01ml)でやりましたけど、目標の『誤差0.5%』なんかにならないことならないこと。なにせココまで少量になると、秤に水乗せてみても、気化して蒸発していく様子が目盛りで見て取れますから・・・あ、減ってる減ってる!って。もう驚き以外の何物でもないです。

そんな具合にして、いかに量り取ることが難しいのかを体感したら、そーゆーふーにして量る事を数段階踏まえた実験をしてみて、どのくらい非正確になるのか・・・誤差の膨らみっぷりを体験。蛋白質溶液を作って、濃度別検量線を分光光度計で求めて・・・未知資料の濃度を求めて・・・
いや〜、こーゆー化学の実験って、1年生の時以来といっても過言ではないですからね。久しぶりで面白い面白い・・・
加えて今日はみんな同級生でしたからね〜。病院バラバラになって1週間・・・積もる話、って程じゃないですけど、待ち時間にはそーゆー話も膨らんで・・
楽しい1日でありました。