どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

またまた事務の手落ち ぱぁと2

上の続きです。

商店街の福引に行った、と想像してください。
ガラガラっと機械回して、見事1等の球が出て『よっしゃぁ!』と大喜び。喜び勇んで帰宅・・・したら数日後、商店街の役員さんが来ました。
『すみません、先日の福引なんですが、実は1等と5等の球の色を我々が間違えていまして、実はあなたは5等だったんです』
って言われたらどう思います?
福引の現場では1等としておきながら、何をいまさら・・・って思いませんか?
僕らの研修する科も、この福引に状態は近いわけです。

2年間の研修、といっても1科に2〜3ヶ月かけるので、すべての内科・外科を研修するのは無理。なので、各自研修の希望順をつけるわけです。
1位:循環器内科 2位:消化器内科 ・・・って風に。

この希望順、各自の興味や将来の進路なんかで選ぶ事もあれば、その科での境遇で選ぶことも。“希望選択”である以上、あまりに過酷な科は選ばれにくいわけです。

さて、とある科(仮にA科としましょう)はそういう過酷な科。何せ研修医は週に5回の当直、出勤は毎日6時前で帰宅は深夜・・・ってそうなんです。若いときの苦労は買ってでもしろ、って格言が医者にこそ当てはまるってのは重々承知しますが、いくらなんでもこれは無理、ハードすぎです。なので、必然的にA科を選ぶ人は少なかったわけです。
で、これにキレたのがココの先生。
なにせ研修医は病院の一番下っ端、最下層の扱いですから、そういう手駒が少ないのは嫌だ、とばかり
『もっと研修医をよこせ』
とゴネた結果、ローテーションの変更と相成った・・・

確証はないですけど、漏れいずる話からはこれが真実なんじゃないか・・・

と、こういう話を長々書くあたりからわかるように、りとはふ君、このA科に当選してしまいました。
最初は落選していたのに・・・
僕同様に、A科落選→復活当選となった人が実に多数。
そんなわけで、今日は皆意気消沈気味です、はい。
でもまぁ仕方ありません。当選者組で“がんばろっか”と。
期限の限られたストレスは成長にもなる、って言いますしね、はぁ。

すみませんね、こんなお医者さんで。
でもチョッとでも生活を良くしたい・・・って気持ちはわかって欲しいところであります。
っていっても、先輩方からは怒られそうだなぁ・・・こんなのじゃ。