どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

悪魔の証明

悪魔の証明が何か?ってのは知らない人も多いかと思います。
一口で言えば、非存在の証明がいかに難しいか・・・ってこと。
詳しくは<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E8%A8%BC%E6%98%8E">Wikipediaのこのページ</a>に色々と書いておりますけど、医者っぽい例をあげれば、患者さんを診たときに
『あなた体に異常があります』って言うのは非常に簡単。例えばレントゲンで変な影があるとか、胃カメラで潰瘍が見つかったとか、何かヘンチクリンな証拠が一つあればいいですから。
でも、
『あなたは体に異常はないです』
っていうのは実に困難。

胸のレントゲン写真が異常なくても、CT撮ったら何か異常があるかもしれない。いや、胸じゃなくてアタマはどうなの?手は?足は?極論すれば、全身の細胞1個1個調べなかったら、異常なし!なんていえませんけど、そんなの無理ですよね?

これが悪魔の証明です。

で、

今日はこの悪魔の証明的映画 『それでもボクはやってない』を見てきました。話題作なだけあって、チケット完売、予定してたのよりも1回遅い上映で見てきました。現実にあった痴漢冤罪事件がモチーフになっていて、やってないことの証明・・・日本の裁判制度・・・これから裁判員制度が導入されようっていう時期ですから、見といて損は無いと思いますよ。

ただ、

やっぱり人気作品の宿命。
観客の
マナーの悪さは予想通り。
あっちこっちで携帯鳴りまくり。上映中も携帯の“液晶光害”が、そこかしこで。

あ〜あ。