どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

一夜明けて

東日本大震災・一夜明けました。

帰れずに、医局で夜を明かした秘書のIさんと話したり・・・
同じように一人暮らしで不安に思った後輩Yが訪ねてきたり・・・
飛び散らかった荷物の片付けに追われたり・・・

色々あった夜でした。
情報を絶やしちゃいかんと思ったので、寝る時もラジオをつけっぱなし。
余震の揺れのたびに、びくっ・ドキッとしてたら寝るに寝られず。
ようやくウトウトしかかったら、強い余震とともに
『長野県で震度6強!』
ってラジオから。

『!!!!!』

反射的に飛び起きて、実家に電話。
大丈夫だよっていう母親の声に安心しつつも、長野で地震って聞くたびにビクビクして、一夜を明かしました。

ほんとならこんな日に、出かけたくはなかったものの、自分が行かないと医者がいないので仕方なく出勤。
考えて見れば、あれだけの地震の翌日に、これだけ交通機関が動いているだけでも素晴らしいんですが、

電車はなかなか来ないし・・・

来ても満員で乗れないし・・・

乗ってもノロノロ運転だし・・・

結局、午前の外勤先からは
『先生、今日は無理です。近隣の先生に臨時で出てもらってますから、大丈夫です』
と、移動途中でキャンセル。
家に引き返すのもキビシイ・・・ってな状態だったので、そのまま当直先に移動して、現在当直中です。

昨日は連絡が取れた同級生Nと、今日は連絡が取れないのが非常に気がかり。
郡山にいるはずなので、福島第一原発の騒動のこととか気になって、メールを入れてはいるものの、メールは着いても返事が来ず・・・
大丈夫かな・・・

日本法医学会にも、死体検案支援のための応援要請が入っているようで、これからの予定・情勢はまったくわからなくなってきました。

まずは自分にできることを。
そして、常に情報を集めつつ。
自分の身の安全も図りながら。

報道を見守ろうと思います。

余震もまだまだ多いです。
グラッとするたびドキッとしてます。
皆様、ご自愛・ご注意のほどを。