今の病院、やったらめったらカンファレンスがあります。
朝も、昼も、夜も。
場合によると、土日もカンファレンスや『回診』と称してほかの病院から先生呼んできて勉強会やってる事、めずらしくありません。
医者ってずっと勉強なので、まぁこういう病院としての土台、風潮を否定しませんが。
少なくとも、自分にはこういう空気は合わないなぁと、一年弱勤めてみて感じました。
まぁ、今の自分はそれなりに経験積んだ年数の時分なので、こうしたカンファレンスへの出席自体は義務ではないのですが。若い研修医の先生は、ほぼ必須行事として、こういったカンファレンスに出ています。
もちろん、こうしたカンファレンスで、
『へぇ、こんな症例があるんだ！』
と、他の先生から話を聞くことや、高名な先生からいろいろな知見を得ることは、僕らが学会なんかで講演聞いたりするのと同じなので、有益だとは思うのですが。そうしたカンファレンスも、あまり過度にあるのはどうなんでしょう。
毎朝６時頃から、研修医が自主的にカンファレンスをして。。。
医局の行事として、朝８時頃から全体or各科のカンファレンスがあって。。。
昼にも１時間半程度のカンファレンスがあって。。。
夕方も、勉強会と称したカンファレンスがあって。。。
そのうえで土日もカンファレンスで潰れることがある。。。
こういった環境が馴染む人、こういった環境で伸びる人もいるんでしょうが、少なくとも自分だったら、これ、無理だなって思います。
こんなにカンファレンスで時間潰されてたら、自分の目の前の患者さん、診る時間、取れるのかなぁ。。。
自分が研修医として育ってきた時分を考えたら、このカンファレンスの多さはちょっと異常なほどに思います。
『必須じゃないけど、研修医はできるだけ出ろよ』
なんて言われたら、患者さんよりカンファレンス指向になっちゃうんじゃないの？？？そう思える次第。
そして、医者だって、土日くらいは休みたい。
特に、緊張感の連続だった研修医の頃は、自分の時間だってほしいよなぁ。自分でやりたいこと、調べたいことやって過ごしたいよなぁ。。。
今の病院に来て、とみにこう思うようになりました。
だから、どこでどんな研修をするのか。自分、ここで研修しなくてよかったなぁって、つくずく思いますね〜。
