どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

センセのボヤキ

耳鼻科の患者さんは2階、産婦人科の患者さんは3階、ってな風に、一応、病院にはその科のホームグラウンドともいえる病棟があります。
ベットの状況次第でこの原則は崩されるので、実際には他の病棟に患者さんが入院することもしばしば。

今日もそんな、“非ホーム”の病棟でお仕事してたら、
『センセ、ちょっと相談があるんだけど、いいかな?』
と、声かけられました。

ん〜、誰だぁ?と思ったらですねぇ・・・
話しかけてるのはオタンタンと仲良くする科のN先生。
“あれぇ、この科と関わりある患者さんはいないはずだし、おいらもN先生とは今まで接点ないし・・・一体ナンだろう?”
ちょ〜っと、おっかなびっくりです。

相談自体は実にシンプル。

N先生『ウチの科さぁ。去年も、今年も、来年も、研修医の先生が誰も来ないんだよネ。だから新人が誰もいなくてサ。どうやったら研修医のセンセたちに、ウチの科に来てもらえるかナ?』

せ・・・先生。おいらもこのオタンタンと仲良くする科は選択してないんですって・・・そんなオイラが言っちゃって良いんですか?

N先生『あ、いいのいいいの。半分教授命令みたいなもんだから。「おまえら、ちゃんと新人が来るように考えろ」って雷が落ちたし。やっぱ、実際の研修医のセンセに話聞くのが一番てっとり早いじゃない?こーゆーのって』

ま〜実にサバサバしてます。これだけあっさり言われたら、こっちも気は楽なもんです。
と、こちらも半分愚痴のはけ口とばかり、色々言っちゃいました。
もちろん、周囲の確認を先にしましたけどね。

そのうちに、色の黒〜いM先生や看護師さんも混じってきて・・・みんなで愚痴愚痴と盛り上がっちゃいました。
いや〜、しっかし病棟であれだけ堂々とモノが言えるってのは。
気持ち良いや♪うん。