どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

少ない引出し

半月ほど前、救急外来で診た患者さんが、先日入院してきました。

正直、最初に見た時には
『何だ?こりゃ???』

何が何だかよくわからない・・・

足りない脳みその引出しをこじ開けて、
あれかなぁ・・・これかなぁ・・・

と思いながら、検査の予定立てて、後日外来にかかってもらったら、大あたりでした。

検査の後、その患者さんを見てもらったI先生からは
『よくあの疾患を疑ったね?』
と、お言葉をいただきました。

まぁ・・・たしかに・・・

書物を眺めながら、当時を思い起こしてみると・・・
う〜ん。症状にはアレもないし、コレもないし・・・
たまたま、入院患者さんで診てた方の症状に、なんとなく似ていた・・・

アタマの引出しが少なかった分だけ、悩まずに済んだ・・・
下手な鉄砲が数撃って当たった、ってところでしょうか。

まぁ結果オーライ。
担当の班からは外れましたが、このあとどんなふうに先生方が診ていくのか。
せっかく最初に見つけたので、気にしてみたいと思います。