どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

最悪な当直

これだけ長く医者してると、当直にもいろいろ悲喜こもごもの思い出がありますが。

昨夜の当直はひどかった。

 

まず、一緒に当直するはずのS先生が、時間になっても来ない。

こういう仕事なので、『入院患者が急変しました』とか『処置が長引いてて』とか、そういうことはよくあるので、それならそれで、連絡くれればいいのだが、そういう連絡一切なし。

『ねぇ、S先生から、何か遅れるって連絡あった???』

と、救急室のほかのスタッフに聞いても、だれもそんな連絡受けてない。

 

立場上、自分のほうが上司にあたるので、S先生のPHSに電話しても・・・出ない。コールバックも・・・無い。

『いったいぜんたい、どうしちゃったの???』

仕方ないから、院内一斉放送してもらって、、、からだいぶ経って、やっと連絡が。

『あのぅ、何ですか?』

ときたもんだ。

 

『貴様は今日、当直なんだよ。何どこでやってんの?』

 

ということを、丁寧に言い含めて、、、

ふうやれやれ、、、と終わらなかった。

 

患者さんに、救急車に、さばいてさばいて診察して、、、やっと一息、飯が食える。。。

と、医局に戻ると、僕の飯が無い。

医局のデスクには、当直者の夕食が検食として準備(希望者のみ)されているのだが。

肝心かなめの飯が無い。

 

よもや、、、と思い、件のS先生を、再度とっちめる。

『先生、晩飯喰ったって言ってたよね。何食べたの?』

 

S先生は、検食を希望していないので、晩飯喰ったなら、それは自前で用紙したもののハズ。ところが、

『えっ。医局にあった検食ですけど』

ときたもんだ。

 

『ヒトの飯を勝手に食うな、ボケカスが!!!』

 

ということを、やさしく怒鳴って、、、もう怒り心頭ですよ。

 

医療がらみで疲弊しないで、なんでこんな非医療の案件でヘロヘロにならにゃならんのだ。

あ~、こいつもう、絶対許さないんだから。