医者の当直を揶揄した、こんなコラ画像があります。
TwitterとかFacebookとかで、出回ってるのをよく見るので、ご覧になった方もいるかもしれませんが。
僕は読んだこと無いのですが、『コブラ』とかいう漫画の一コマを使った皮肉ネタです。
朝、出勤して、、、外来やって、病棟業務をやって、そのまま当直に。翌日も普通に外来やって病棟業務をやって、、、というエンドレスな実態を、実によく皮肉った一コマ。
最近じゃぁ、当直明けはなるべく早く帰れ!という指導をする病院も多いし。
実際、ウチの病院も、翌日は帰宅してよい、という御触れが出ているモノの。
実際の所は、外来が有ったり、検査が有ったり、入院患者・家族への説明が有ったりして、そんな都合よく帰れません(ノД`)シクシク・・・
今日もそんな当直明け。
午前も午後も外来ビッチリな日だったので、結局夜まで帰れず一日過ごしましたが。
流石に疲れたナァ、、、と、一日終えて、医局に帰ったら、後輩のK先生が、
『先生、昨日の当直、ずいぶん大変だったんですね』
と聞いてくるので、
「まぁ、確かに大変だったけど、なんで???」
と、問い返したところ。
『だって、いつも先生の外来からは、先生が患者さんに色々説明する元気な声が聞こえてくるのに。今日は隣で外来やってても、その声が全然聞こえてこなかったんで、あぁこりゃ随分お疲れなんだなぁって思って』
と言うじゃないですか。
いやぁ、こりゃ参りましたね。
ちゃんと周囲の人って、いろんな目線で見てるんだなぁって。
有難くて、嬉しくて。
泣きませんでしたけど、涙です、はい。
Kくん、ありがとう。