どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

君は本物?

外勤先に移動中、路上販売店を見つけました。

別に気にも留めずに一度は通り過ぎたんですけど、
ノボリとや看板なんかに書いてあった“山形”って字が目に留まりました。

山形だったら・・・アレあるかな?

一度は通り過ぎたものの、戻って、売り子のオジサンに声かけてみました。

『“だし”はありますか?』

“だし”っていうのは、山形の郷土料理で・・・
決まった形がないので表現が難しいんですが、キュウリやナス、シソ、ミョウガなんかを2〜3mm角くらいのみじん切りにして、醤油や酒なんかで味付けした、一種の漬けものみたいなもの。
口当たりがさわやかで、ご飯にかけたり、冷ややっこに乗せたり、蕎麦や素麺何かとあえて食べると美味しいんです。

以前勤めてた病院の近所に、この“だし”を使った魚介の丼をだす店があって、そこで初めてこの“だし”なるものの存在を知って以来、使い勝手の良さと味がきにいっている郷土料理の1つなんです。

<img src="http://public.blu.livefilestore.com/y1psWkm2DHrYUSEWxVPGRsYz8irOxVOMU0OcJU6PHZ9bo_Q0GP3rQQtx0wdVhCrn1-lxplknB6XJl7H35Hi6Re7yQ/DSCN1680.JPG">
↑僕が“だし”を知った料理。
 ネギトロを“だし”合わせた丼。真ん中にある緑色のブツが“だし”です。
 
 
山形の郷土料理だし・・・
山形の物産を並べてるんだったら当然あるだろうと思ったんですが、オジサンの返答が意外でした。

『ん、だし???何のダシだい?』

何のダシって・・・
キュウリとかナスとかみじん切りにして、醤油とかで和えた・・・

って、説明したところ・・・

『おぅ!わかった、これだな、これは良いダシが出るよ』

と、渡されたのは、醤油の瓶。

『これはいいダシ出るからな、野菜もばっちり美味くなるよ』
と、オジサン得意顔なんですが・・・

<font color=red>違〜う(>_<)!!!</font>

<font size=6 color=red>つ〜か、君はホントに山形の人?</font>

もちろん、何も買わずに帰ったんですけど・・

まぁ、僕も長野の事、全部知ってるわけじゃないですから。
同じように、偶然“ダシ”を知らない山形県民だったのかもしれませんが・・・

コンビニやスーパーでも、たまに“だし”って売ってますからねぇ。
そんな県民も知らないようなマイナー食材じゃないと思うんですけどね。

残念だったなぁ・・・うん。