どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

和太鼓演奏会

『先輩、和太鼓やってましたよね?演奏会があるんですけど行ってみません?』
と、後輩Zに誘われて、ICUの和太鼓演奏会に行ってきました。
ICUといってもこの場合、国際基督教大学ICU
決して集中治療室(Intensive Care Unit)のほうではないので念のため。

吉祥寺で待ち合わせをして会場の前進座劇場に行くと・・・すげ〜・・・すでに長蛇の列。なんだか誘われるまま気軽に『行く〜』って返事しちゃいましたけど、ココってそんなにすごい有名なトコロだったのかな・・・
場内すでに満席に近く、ど〜にか2人並べる席を確保。
大学のカラ〜が出てるせいなんでしょうか。お客さんは実に国際色豊かな顔ぶれです。
演奏は全部で12曲。ど〜やら、一部は自分達で曲を作っている様子。
大学の部活動レベルで作曲してるって言うのはすごいこと。ほへ〜・・・と感心しながら聞いてました。

僕がやっていた太鼓は伝統的な御神楽に近い複式複打法の和太鼓だったせいもあって、早いリズムを刻む近代調の曲が多かった前半はち〜と物足りなく思えてましたけど、後半のほうでは好いなって思える曲がいくつかありました。この辺はやっぱり慣れ親しんだ調子・リズムを好いてしまうあたりいたしかたなし。

ただ部活とは思えない程に、打法が皆しっかりしていて、姿勢、腰の落とし具合、バチさばきなんかは綺麗でした。
女の子が大半を占めていたせいか、音がすこ〜し軽いかなって思えてしまう所や、太鼓の種類が少ない(宮太鼓と締太鼓の2種だけ。この辺も、より多種の太鼓を組み合わせた演奏をしていた、っていう僕の好みの範疇)あたり残念だなぁって思いましたけど、2時間ばっちりと楽しませてくれた演奏はすばらしかったです。
 
 
僕の地元は地域全体で和太鼓が盛んなところ。
おいら幼稚園の頃からず〜っと和太鼓やってましたから、もう芸暦で言えば二十年くらいになりまする。
和太鼓は単独で最も大きな音を出すことが出来る楽器で、『聞く』と言うよりも腹にずし〜んと響きを『感じる』のが醍醐味。
響きを堪能した今夜、すっごくワックワクで興奮気味。
眠れるかなぁ・・・
いやぁ・・・僕、和太鼓本当に好きなんですよ。