どくたまの独り言 Part2

どくたまによる、どくたまのための、徒然なる独り言。

結婚コンサルタントって?

とあるファミレスで食事をしていたら。

となりの席の会話が聞こえてきました。

 

4人掛けのテーブルに3人座っていたのですが。

1人は50歳くらいの白髪交じりのオジサンで。

その向かいに20代後半くらいの夫婦かな?男女が座っていました。

 

最初はなんだかよく判らなかったんですが、単語を拾うと、どうやらこのオジサン、結婚コンサルタントのようで。この夫婦の披露宴に関しての何か相談?コンサルタント?を請け負っている様子。

結婚式なんて、夫婦が二人で好きなようにやるもんだと思っていましたが。

最近では、こういうコンサルタント(ちょっと調べると、ウエディングプランナーとかいうお仕事として存在してるようですね)があるんですねぇ。

 

で、なんか漏れ聞こえる会話が面白くて。

披露宴のイベントとか、引き出物の事を話し合っていたんですが。

 

件のコンサルタントらしきオジサマは

『披露宴なんて、参加者は退屈なんですよ。新郎新婦が主役なんですから、お二人が楽しければ、それでいいんです』

とか、

『式が盛り上がらいなら、それは全部司会が悪いんです。もともと結婚式なんて退屈なんですから、それを盛り上げるのが司会の仕事』

とか、なんか凄い内容に、素直にうなずけません。

結婚する二人を前に、結婚式が退屈とか言うって、どういう人物なんだろう?と、思っていたのですが。

 

そのうち、引き出物の話になって。

『先日も、あそこの肉屋の息子の結婚式のプランニングを自分がやったんですよ。で、引き出物に、息子(新郎)が作ったソーセージを入れたいって言うから、僕、止めさせたんですよね。』

 

と、話し始めて、さらにビックリ。

この肉屋、地元じゃベーコンやソーセージが旨い店として有名なので、そこの息子が引き出物に作ったソーセージなんて、充分に素敵じゃないか、と僕は思ったんですが。

このコンサルタント曰く、

『引き出物なんてのは、有名で高いものを入れとけばいいんですよ。いくら地元で有名でも、世界じゃ無名。どうせソーセージ入れるなら、そんな新郎が作ったチンケな物じゃなくて、ドイツあたりから、最高級のモノを取り寄せる方が、よっぽどいいんですよ』

と、ご高説賜っていたんですが。

 

聴いてて、ちょっと素直にうなづけない僕。

ソーセージで有名な肉屋の息子である新郎が、引き出物として自分でソーセージ作るなんて、充分いい話だと思うんですけど。

なんか、コンサルタント的には、それ、馬鹿な話らしい。

 

こんな人のコンサルタントで大丈夫かな???

ま、僕の結婚式じゃないから、良いんだけどさ。

 

ちょっと僕の感性とは、この人合わないなぁ。